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キャンディーズって何?

引退宣言から取り消し発表のあいだ


▲どういうわけか、しじゅう上機嫌で引退取り消しの記者会見をするミキ、ラン、スー(左から)

「普通の女の子に戻りたい」とはやりことばになりそうな名文句を残して解散宣言をしたキャンディーズ(伊藤蘭、藤村美樹、田中好子)が、引退を半年延ばしてまたひと騒動。
 レギュラー番組は「8時だヨ!全員集合」(TBSテレビ)、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」(テレビ朝日)など3本。ラジオも「Go Go キャンディーズ」(文化放送)など好調で、このおしゃべりを本にまとめたらこれも5万部も売れたほど人気。そのほか、毎月6回やってきた劇場公演は来年2月まで組まれていたし、レコード会社の企画もすべてご破算になるところだった。
 カヨワい女の子をこきつかって儲けていたおとなどもよザマーミロ、という声も高く、引退宣言の勇気をたたえる向きもあったのだが、所属のナベ・プロをはじめとする周囲の圧力に屈したよう。9月の契約切れを機に自由になれると思っていた彼女たち自身も甘いといえばいえる。私生活はほとんどなく、出演料の大部分をナベ・プロにもっていかれるアホらしさは身にしみているらしく、半年後に止める予定は変えないようだ。
 少しはギャラもアップするとかで、引退とり消し記者会見では懸命に「ファンや仕事関係の皆様に笑顔で送っていただくためにもう半年・・・」といっていたが、思いきって契約どおり引退していれば、目覚めたる芸能人として、芸能界の歴史に残っただろうと快挙?を惜しむ評論家も多い。
コメント:この記事を書いた記者はキャンディーズを全然知らないか、こころよく思っていないのでしょう。金のためなどと、暗に示唆しておりますが、キャンディーズの3人は純粋にファンのため、関係者のために半年延ばしたのです。そのおかげで、我々ファンは、解散まで完全燃焼することができたのですから・・・