戻る
 Go!Go!キャンディーズ



第94回 1978.4.2(日)
1 CM アポロンミュージックテープ(太田裕美全曲集)
2 オープニングテーマ 私たちのGo!Go!キャンディーズも今日が最後となりました(スー)
後は目の前に迫った後楽園でのファイナルカーニバルを残すだけとなりました(ミキ)
4月4日に私たちは、キャンディーズという、ひとつの青春を燃やし尽くします(スー)
悔いの残らないよう、一生懸命、力の限り歌いたいと思います(スー)
やぁやぁやぁ、ふんずむらぐんにたながぐん、キャンディーズは頑張ったんでねぇの(ラン)
んだぁんだぁ(ミキ、スー)
3 CM リーコーディロイ、リーライダー
4 「微笑がえし」キャンディーズ
5 1676日を振り返って 1676日、長いようで短い(ラン)
毎日が充実していましたね(スー)
何と言ってもファンの皆様のお陰だと思います(ラン)
いつも暖かい拍手と精一杯の声援がどんなに私たちの心の支えになったか判りません(ミキ)
歌を好きになるのに年なんて関係ない(ラン)
6 「午前零時の湘南道路」田中好子
7 家族のみなさん、心配かけました 家族が心配してくれたし、家族に迷惑もかけた。これからその分取り返してあげたい(ラン)
仕事がうまくいかなかったりしたとき、お母さんにあたっちゃうんです(スー)
でもそれをちゃんと判ってくれているから、やっぱりお母さんって偉大なんだな(ラン)
お母さんが病気の時も仕事でお見舞いができなかった。これからはその分を取り返して親孝行したい(ミキ)
4月4日は是非家族全員に見守られて最後を終わらせたいという気持です(ミキ)
8 「アンティック ドール」伊藤蘭
9 CM アポロンミュージックテープ(太田裕美全曲集)
10 一枚の手紙

大阪市 稲川忠宏さんからのお手紙(スーが朗読)

お別れのさよならコンサートに切符が手に入らなかった人もたくさんいたそうですね。しかし、僕はちゃんと手に入れたんです。が、高校時代から続けている野球部生活、龍谷大学の野球部員としては春季シーズンを控えて、休んでフェスティバルホールへ駆けつけることは・・・

正直に書きます。先日まで僕は野球部の幹部の人に嘘をついてでも、キャンディーズの姿を瞼の裏に焼き付けるつもりで、フェスティバルホールへ行くつもりでした。

ところが、僕の父は許してくれませんでした。父は、プロ野球の選手として南海ホークスに在団し、18年間にかなりの成績を残し、去年までは阪神タイガースのコーチをしていた、同じ野球人としては心から尊敬し、父親としても心から尊敬するとともに、信頼できる父です。

実は、父もキャンディーズのファンなんですが、父は「今自分のすべきことを考えてみろ。それでも嘘をついて見に行きたければ野球部をやめろ。第一、キャンディーズを見てごらん。自分たちの気持ちに偽ることなく、自分たちの進む道を切り拓いているじゃないか。それなのに、お前みたいな気持の奴が見に行っても、あの娘達が喜ぶと思うのか。」

そう言われて、はっとしました。男の僕より、キャンディーズの方がずっと立派だったなと。

そんな理由で、本当に、本当に残念ですが、どうやらさよならコンサートは見に行けそうにないのです。

キャンディーズって、僕にとっては何だったんだろう。決して単なるあこがれの的ではなかった気がします。少しオーバーだけど、心の支えみたいだったようです。

高校時代という、青春のまっただ中をキャンディーズとともに過ごしたことは、何よりも素晴らしいことだったと思います。そして1978年、僕も9月で20歳になります。キャンディーズにさよならを言わなきゃならない年に、僕も大人になります。僕の青春時代にキャンディーズがいてくれたことを、心から感謝するのです。

そして、4月4日の大成功をお祈りしたいと思います。

11 「FOR FREEDOM」藤村美樹
12 ありがとう

4年半の間、私たちにたくさんの青春と愛、全ての物を賭けて私たちを応援して下さった皆さんには、本当に感謝の気持ちで一杯です。3人の誠心を掛けたどうもありがとうを、声を揃えて言いたいと思います(ラン)

本当に皆さん、今まで永い間、どうもありがとうございました。

私たちの夢だった後楽園でのファイナルカーニバル。Happyに、これから一人一人の新しい旅立ちが始まるように、Happyなお別れをしたいと思います。(ミキ)
そして、4月4日を過ぎてからも、キャンディーズの名に恥じないように、一人一人、本当に自分の道を見つけて、一歩一歩、歩いていきたいと思います(スー)
そして最後に、このGo!Go!キャンディーズを永い間聴いて下さった皆さんには、本当に明るくて楽しい番組として、私たちも忘れられないと思うんです。本当に永い間聴いて下さってありがとうございました(ラン)

一人一人になっちゃうけども、いつかどこかでひょっこり逢うかも知れないし、キャンディーズはなくなっても、ランスーミキはちゃんと、しっかし生きてますから。Happyに、笑顔でお別れしたいと思います(ラン)

たまに、このGo!CANの録音したカセットなんか聴いて、ガバテとか、バックアップチャチャチャだとか、そういうことを想い出しながら、口ずさみながら、生きていきたいと思います(ミキ)
そうですね、そうじゃないとGo!Canらしくないですからね(ラン)

それでは、最後の曲を聴いていただきましょう。

私たち自身が、私たちの気持ちを込めて創った、この歌です。聴いてください。(ラン)

「つばさ」

13 「つばさ」キャンディーズ
14 CM リーファッションジーンズ、リーコーディロイ
15 エンディングテーマ〜
最後の挨拶

Go!Go!キャンディーズ(ラン)
いかがでしたか(ミキ)
皆さん、たくさんのお手紙、本当にどうもありがとうございます(スー)
貴重な一枚一枚のお便りを胸に、私たちはさよならを言います(スー)
遠くまで来てしまった私たちですけれども、いつも一緒に歩いてくれてありがとう(ラン)
私達は皆さんを一生忘れません。皆さんも私たちキャンディーズを忘れないで下さい(ミキ)

今日はGo!Go!キャンディーズの最終回ということです。少し緊張気味だったんですけれどもね(ラン)
皆さん、本当に永い間ありがとうございました(ミキ)

Go!Go!キャンディーズ、さようなら!

16 CM アポロンミュージックテープ(太田裕美全曲集)
17 ジングル「QRの唄」