これはひどい・・・

 
 カバー曲と言うのは、とっても大事なんだと実感しました。

 例えば、誰かのファンだったとします。そのアーティストのレコードやCDを買って聞いた時、その中に他のアーティストのカバー曲が含まれていて、とっても良い曲だなあ、と感じたら、オリジナルの曲も聞いてみたくなるかも知れませんよね。
 そして新たな発見があり、もしかすると、そのアーティストも好きになるかもしれません。自分の趣味が広がっていくのです。
 でも、カバーされていた曲が、全然良く無い、はっきり言って、ヘタ。これではオリジナルを聞いてみようなんて気は起こらないでしょう。
 ですから、カバーするときはオリジナルを大事にしていただきたいと思います。少なくとも、カップリング曲が無いから、適当にスタジオで演奏した駄作を、そのまま売り物にする事だけは止めて欲しいです。

 そう考えると、キャンディーズはカバー曲に対しても、しっかりと取り組んでいて、オリジナルをとても大事にし、良く聞き込んで、尚且つ自分達のモノにしていることが判ります。もちろん本人達とスタッフ達の才能と真剣な取り組みが可能にしている訳です。
 キャンディーズは、どの曲を聞いてみても、引き込まれ、感動し、気持ちよくなる曲ばかりです。これは歌うことに真剣に取り組んでいることの証明だと思います。

 と言うことで、、

「ウルフルズよ、もっと真剣に歌え!」

1998.11.12